TCS認定コーチのウスイです。
こうして新しくブログを立ち上げて、改めて自分が使う言葉と向き合っています。
ブログを書くにも、おそらくは「筋肉」のようなものがあって、習慣レベルで書かず、気がむいた時にだけ、とかやっているとなかなか進まない者なんだなと実感します。
僕も、ブログやらnoteやら、やっては止めてになっていたこともありますし、今では更新を止めているものも多いですし。
それでも、決意を新たにすることには特に何の意味もないですが、こうしてブログを通じて自分が使う言葉を練り上げようと考えています。
そこには、どんな意味があるのでしょうか。
言葉を鍛える3つの意味
僕にとって、この意味は3つほどあります。
1.認識する力を高めること
僕たちは、言葉を使って世界を認識しますよね。
「ブログ」という言葉を知っているから、こうしてブログを書くができる。
通販なんかだと検索ワードを入れて欲しいものを探しますが、その名前を知らないと、たどり着くまでは結構大変です。
検索ワードを見ていると結構面白くて、用途はわかっているけど、どういうものがいいかわからないから困ってるんだろうな、というのは結構あるんです。
例えば、「コロナ セパレートするやつ」とかです。
冗談なようですが本当にあります。ボリュームは少ないと思いますけども。。
これはかなり極端に言いましたが、言葉がわからないと、僕らは認識ができないんですよね。
そして、認識する為にはインプットだけだとダメで、表現するためのアウトプットもいる。
その2つがあって初めて、認識し、記憶に残り、言葉として表現することができるようになる。
つまり、言葉を鍛えることは、世界を知ることになるわけです。
2.会話の質を高めること
僕はコーチをやっています。
昨日のブログでも書いたのですが、言葉を武器とする人間と言えます。
コーチングのスキルの中には、質問やフィードバックなど、よくあるテクニックも含まれていますが、相手にとって必要なことを、必要なタイミングで必要なだけ投げかける必要gああります。
そのためには、自分の使っている言葉を明確に意識する必要があると感じているからです。
意識する、というのは、
・自分がどういう定義でその言葉を使っているのか
・相手がどういう意味で使っているのかを解像度高く理解する
・より、相手に刺さる言葉を選ぶ
といったことです。
そのために、言葉を知る必要があります。
自分が使っている言葉の意味がわからなければ、相手の言葉の意味もわからないですしね。
ひいては、会話の質が高まると考えているのです。
3.使っている言葉がそのまま世界を創る
100%全部というわけではないですが、どういう言葉を使うかは、そのまま自分を取り巻く環境を創って行く面はあると思っています。
ポジティブとかネガティブとかの2者択一は好きではないですが、「つまらない」と言えばつまらない世界を創るし、「面白い」と言えば面白い世界が創られる。
結局、そこにあるのは捉え方だからです。
言葉が世界を創るというのは、どういう言葉を使って見えるものを解釈し捉えるかが世界を創る、ということです。
「ツイてるツイてる」と言っていればいい、などということではないです。
これ自体にも意味はあるのかもしれませんが、結局そう言葉にしたところで、どう捉えているのかが変わらなければ、外の世界も変わらない。
ただ、表面的に使う言葉も、内面で捉えている言葉も、どちらも(我々で言えば)日本語を使うはず。
であるなら、そのまま使っている言葉が世界を創っていると解釈することも、(やや飛躍気味なのは承知の上ですが)できるのかなと。
言葉を知らなければ、物事を認識もできないですしね。
言葉を定義してみると…
このブログはその一環ですが、裏で自分がどういう意味でその言葉を使っているのかをちょこちょこ定義するようにしています。
そうしてみると、思いのほか曖昧なままにして言葉を使っていることがわかります。
仕事柄、横文字の言葉を使うことも多いのですが、それらの言葉なんて満足に意味もよくわかってないこともあってびっくりします。我ながら…
そうやって言葉を曖昧にしていると、きっと「自分の想い」とか、「やりたいこと」とかもどんどん曖昧になっていくんじゃないかな…と思ったりします。
事実、そんなに無かったりしますしね。
あることが正義だなんて、全く思いませんが。(この話はまた今度)
言葉は、表面上、選んだことがそのまま相手に伝わるとは限りません。
相手にも解釈があるし、どんな意味を自分が乗せたのかで、そのあとの対話だって変わってくるハズです。
言葉の敏感さを持っておくことは、ひいては人生のクオリティを向上させて行くんじゃないかなと、僕は思うのです。
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