今を大事にすることは快楽ではなく理想を求めること

TCS認定コーチのウスイです。

今、僕の目の前にはミスタードーナツがあります。

何を隠そう、ミスドのドーナツが大好きでして、中でもポンデリングは出されたら出されただけ食べられてしまいそうなほどです。実際には限界があるんでしょうけども。

ところが、僕の2021年のフィジカル目標は体脂肪率を12%にすること。

今の体脂肪率がいくつかに関しては伏せさせていただきますが、結構な乖離があるとだけお伝えしておきましょう。

そんな状態ですから、運動はもちろんのこと、食べ物の節制も非常に重要です。

重要なんてものではなく、変なものは食べられない訳です。

今を大事にする

ただ、「今を大事に」という考え方もあります。

僕たちが生きているのは、過去でも未来でもなく「今」なのだから、未来を見過ぎて今を蔑ろにするのは違うんじゃないか、という考え方です。

一理ある。

となると、僕の今の状況に当てはめて考えた場合、半年後の結果のために今を我慢してミスドの限定ドーナツを食べないという選択は愚かなことなのでしょうか。

いや、決してそんなことはないはずです。

僕自身、今痛烈に、理想の体型を欲している。その結果が未来に置かれているだけです。

僕は、「今」その理想を欲しているのです。

中長期視点と短期的視点

状況を整理します。

ここで僕が今大事にしようとしていることは2つです。

理想と快楽の2つです。

こうやって書いてしまうと、後者がさも悪いもののように見えてきますが、決してそういう意味ではなく。

ドーナツというのは、抽象化すると快楽に他ならないのでこう表現しました。

いいとか悪いとかではなく。

快楽を優先していいことだってありますしね。

ただ、理想が中長期的な視点であるのに対して、快楽は短期的です。

短期的な快楽を満たすために、今ドーナツを食べるのか、はたまた今思い描く理想を大事にするために我慢をするのか。

僕は、己に打ち勝って「後者」を選択します。

今の理想を大事にする

先日こんな記事を書いたのですが、別の書き方をするとこういうことです。

要は、逃げることの正当化に「今を大事に」という言葉を使っていないか?ということ。

その時の感情に流されて、短期的な快楽を選択することが人生の中であったっていいし、それをすべて否定するつもりなど毛頭ありません。

ただ、目標達成は、基本「決断」の連続です。

決断とは、決めて断つことなので、基本的には「やめる」こととここでは定義させてください。

となると、今を大事にすると言って、続けることが叶わないことだって出てきます。

僕の例で言えば、今回のドーナツです。

その短期的な快楽が、中長期で見たときの理想を達成するために「取ってはならない選択肢」なのであれば、そこには我慢・忍耐が必要です。

そうやって、今の理想を大事にすることが、「今を大事にしている」とも捉えることはできますから。

理想のために何を決断するか

短期的な快楽を選択し続けることで理想的な生活をおくり続けることができるなら、それに越したことはないのかもしれません。

ですが、多くの場合でそうはいかないものでしょう。

であるなら、今の理想を大事にするためにこそ、短期的な快楽に流されずことなく中長期的な視点を持って今取るべき行動を選択する必要があるはず。

それ自体が、「今」を大事にする最も効果的な方法と言えるのではないでしょうか。

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ABOUTこの記事をかいた人

TCS認定コーチ | 半径10mの人間関係を良くしてご機嫌な毎日を送るコーチング|人生の目標も悩みもコーチングの力が役立ちます| 人間関係と父親コーチ視点で子育ての発信をしていきます。|軽井沢とスポーツをこよなく愛している2児の父です。