TCS認定コーチのウスイです。
「しんどい」
多かれ少なかれ、誰でも思ったことがあると思う。
日々懸命に生きていれば、「しんどい」と心にくることの1つや2つあって当然。
SNSの進化が進み、そのしんどさの中身や原因と言われることが言語化されてもきた。
だから、自分のもやもやした状態に「診断」が付くのだ。
すなわち
・自己肯定感が低い
・繊細さん
・うつうつ
・生きづらい
・ストレス
だ。
それを裏付けるかのように、本屋にはもはや「産業」となってコーナー化した「しんどい人向け」の本が立ち並ぶ。
オトナを取り巻く「孤独」や「不安」は、思っている以上に大きくなっているのかもしれない。
SNSを見ていても、げんなりとするニュースや罵詈雑言、誹謗中傷のニュースが毎日1つは目にしますし、現在の状況も相まって、かなりピリピリもしている。
そして、極めつけはなかなか人に会えなくなっていること。
だから、どうしても人と接する機会の減少に比例して、コミュニケーション量も質も減少している。
その結果、孤独や不安が付きまとい、「自己肯定感が低いのではないか」「繊細だからな」「人間関係つらい」となってしまう。
そんなところではないか。
問題だとしたら
個人的に、このことは社会問題とまでは思わないです。
ただ、実際に行くところまで行ってしまう人もいるので、その手前で食い止める術がないものかとは思う。
なので、もしこれを「問題」と捉え、解決をしていくのだとすれば方向性としては2つかなと思います。
1.自己解決路線
2.周囲が話を聞く
この2つです。
1.自己解決路線
大人ですから、自分でなんとかする術を持つことは大事なこと。
「察してくれ」というのも、気持ちはわかりますが時にわがままに映ります。
言い知れない孤独や不安があるのなら、まずは自分が動くこと。
これは、ベースとしてもっておきたい態度だと思う。
「誰かが何とかしてくれる。」
「周りが変わるべきだ。」
思うことは簡単だし、ラクなことだ。
でも、残念ながら変わらない。
あなたが世界の見方を、周囲の見方を、自分の見方を変えなければ、あなたの孤独や不安が癒えることはない。
人と関わるのが面倒なのであれば、離れればいいし、それは自分で決めること。
逆に、関係性を変えたい人がいるのであれば、自分が変わることなしに、状況が良くなることも理想が実現することもないのだから。
2.周囲が話を聞く
この方向性は、自分が悩んでいるというよりも、悩んでいる人に対して自分のできることをやろう、ということ。
社会を大きく変えようと、僕自身は思わない。
だけども、もし、娘を孤独にしているとしたら?妻を不安にしているとしたら?大切だと思う仲間が悩んでいるとしたら?
話は変わるでしょう。
たとえ、大きく社会を明るくするようなムーブメントは起こせないとしても、自分の及ぶ範囲内のコミュニケーションを変え、話を聞き、安心・信頼を感じてもらう。
自分の周りだけならば、何とか努力すればできるのではないだろうか。
そういう人が1人、また1人と増えていけば、いずれ社会が変わったと言える状態になるのだと思う。
コミュニケーションを学ぶこと
いずれにいても、このような社会状況に対して、これからの大人のあり方として「コミュニケーション」を学ぶことは必須だ。
日本語を話せるからと、軽視してしまいがちだけれど、果たして信頼関係を築けるまでのコミュニケーションができているか。
こうして偉そうに語っている僕自身、実に怪しいものだ。
だから僕はコミュニケーション、すなわちコーチングを学んでいるし、これからも学び続けていく。
これを読んでくれたあなたも「学んでみたい」「興味がある」ということであれば、ぜひLINEで絡んでください。
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