試験を通じて気づけた伸び代と基準

今日ほど、自分の未熟さと伸び代を同時に、しかもこれほど強烈に感じた日は、少なくともここ10年は記憶にない。

「自分なりに努力している」

いつだって何にだって誰だって、そりゃあ自分なりの努力はしているものだけど、同時にどこかでセーブしてしまっているところはないか。

中途半端な取り組みは、中途半端な結果にしかならないけれど、もちろんそんなつもりで取り組んでなどはいない。

だけど、みる人から見れば半端なことはあるだろうし、ダサいと思うことだってきっとある。

いや、むしろ「ダサい」ならまだマシで、中途半端に見えるのが一番まずい。

ダサいだけなら、きっと逆の価値観で応援してくれる人だっているからだ。

試験から受けたフィードバック

今日は、所属するトラストコーチングスクールのプロフェッショナルコーチ認定試験を受験したのだけど、冒頭に書いたように、自分自身の未熟さを痛感する。

試験と言っても答えがあるわけではなく、コーチングの場面をリアルに想定した超実践的な内容なので、対策があるはずもない。

あるとすれば、日々の実践をとにかく積んで、研鑽を積むこと以外にできることはない。

結果はまだ出ていないけれど、なんとか、全ての回答を埋めることができたくらいのもので、回答に自信などないし手応えもない。

未熟さは、そのまま自分自身の伸び代を表す、痛烈なまでのフィードバックに他ならなかったね。

基準の高さは

「試験をパスすることに特に意味はない」と代表は言う。

とはいえ、ずっと目指してきたところ。

なんで?と聞かれれば、「目指したいから」としか言えないけれど、こればかりは、僕にとって目標であり、動機そのものなんだ。

それだけの努力を、「自分なりに」してきた、と試験が終わって思ったが、同時にこうも思う。

じゃあ、基準はプロフェッショナルたりえるものだったか…?

多分、足りなかった。

結果を出す人

世の中には圧倒的に結果を出す人がいる。

関わっているクライアントさんの中にも実際にそういう人がいて、その他大勢とどこが違うかと言えば、何をやるのでも基準が違う。

意識が高いだけじゃなく、意識、情熱、行動、何もかもの基準が一般の3倍は違う。

だから、スピードも速いし、量も多い。当然、改善のサイクルも早く、多い。

もちろん、相応の知識を得ることも怠らないから、結果も出るよね。

そして、「自分なりにやってきた」とは絶対に言わないものなのだ。

伸び代を痛感する

今回、自分なりに、と口にこそ出さなかったけれど、一瞬思ってしまったのは自分の伸び代だろうなと感じる。

悲観でも攻撃でもなく、試験そのものが僕にとって強烈なフィードバックだったなと。

つまり、基準を高くもち続けるためには、自分1人でガリガリやっているだけではダメで、試験にせよ対話にせよ、自分の現在地を残酷なまでに照らしてくれるフィードバックが欠かせない、ってことだ。

都合の悪いことには耳を塞ぎたくもなるのだけど、それでは、自分自身の中に新たな視点は得られない。

問いも生まれない。

なので、そこに成長もない。

これからの抱負

最近は、成長などというと、それでは稼げないとかマッチョイズムだとか言われる空気も感じなくはない。

暑苦しいし、成長で飯は食えんと。

一理あると思う。

今時はやらないんだろうし、意識高い系などと後ろ指を差されるようなこともなんとなくわかる。

なのでもう、これは価値観でしかないのだろう。

暑苦しくても、稼げないとか言われても、本気度の高い目標、そして動機であり続ける限り、歯を食いしばって修行に励み続けることになる。

その先には、クライアントや、自分の大切にしている人との未来のために還元できることが必ずあるからね。

エビデンスも論拠もないけれど、それがないことの証明にもならない。

なので、「あることにする」

基準を上げ、コーチとしても、男としても、夫としても父としても、TCSの場でプロフェッショナルコーチの認定を目指しながら、僕はこれからも学び続けるのだ。

あわよくば、このブログを読んでくれたあなたが、共に歩んでくれることを願う。

試験を一緒に受けた皆さん!お疲れ様でした!!

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ABOUTこの記事をかいた人

TCS認定コーチ | 半径10mの人間関係を良くしてご機嫌な毎日を送るコーチング|人生の目標も悩みもコーチングの力が役立ちます| 人間関係と父親コーチ視点で子育ての発信をしていきます。|軽井沢とスポーツをこよなく愛している2児の父です。